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西欧現代思想 マルクス主義=構造主義を超える思考技術の領有

フーコーとラカンを、ポジティブに踏襲していますが、微妙に転移させながらです。メキシコ留学時代、イリイチは、わたしの先生でしたが、その産業社会批判考察から批判思考の閾を基盤として設定し、ブルデューの社会科学思考によって理論的に批判構成しています。プラチックpratiques閾の対象化です。

このとき思想のリスクとしての理論効果を批判思考しておかないと、西欧かぶれの擬似コスモポリタンになるか、現代西欧思想をきちんと社会科学的に学ばないと軽薄な文化主義=政治主義になるか、ただの無自覚なナショナリストになるだけです。理論プラチックは、アルチュセールから学び取りました、そしてランシエールとマシュレーから、マルクス自身の概念空間の混同を知った事は大きいです。友人の、ほぼ同世代の、ボルタンスキー、ゴドリエ、ドンズロ、ラビノウ、シャルチエ、アンドリュー、アーリ、アウスティンから大いに学んでいますが、追随はしていません。

彼らから身につけた理論プラチックを、日本の思想言説における理論ツールとして使っています。ランガージュの閾をこえる思考技術の地平がありえます。

my base 

Michel Foucault

1926-1984

フーコーの「言説プラチック」理論は、批判考察の基本となる思考技術です。

Pierre Bourdieu

1924-2002

プラチック理論そのものをブルデューから学び取りました。そして「資本」概念を「構造化する構造」として転移しました。

Ivan Illich

1926-2002

制度プラチックへの批判考察はイリイチの右にでるものはありません。そしてバナキュラーな場所の自律政治の回路を社会主義批判の彼岸に拓く事ができました。

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哲学の政治 政治の哲学

300人を超える論者を500項目以上のテーマにおいて、現代思想総体を総括し、自己技術の自律政治を、産業社会・消費社会・情報社会・都市社会をこえる場所環境に於いて開いた思考です。1500頁、B5の大判です、6年がかりのジュネーブにての作業でした。

Our Mission

<実践>概念および主体概念を超えていくには、現代思想の構造主義言説の彼岸に、理論プラチックを働かせないとなりません。実践=praxisにたいしては「実際行為」=pratiques、主体=subjetに対しては「述語制」=predicativityを対比させることです。

資本・場所からの構築ですが、そのために「商品」「社会」を「国家」とともにこえていく閾を開くことです。

このイリイチ論の韓国語訳が出ました。​なんで訳されたんでしょうかね?

フーコー思想の入門

イリイチ思想の入門

Marx

『資本論』の第三巻が、ほんとに読まれえていません。それはいま現在を明示する明証な論理です。それを読んでいきます。

表紙は、メキシコの友人である、著名なリウスの漫画で、使っていいと快諾してくれました。

Jacques Lacan

1901-1981

ラカンによる四つのディスクール

​ラカン理論を社会構造・再生産論へとへ活用したものが、国家論の二つの補遺です。

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​1991年、ロジェ・シャルチエと

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​1993年、メキシコの人類学者アルフレド・ロペス・アウスティンのセミナー

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​1999年、人類学/哲学のポール・ラビノウのLAでのセミナー。彼とは、日本もUSAもフーコーをわかってない、ということで共有していました。

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​1995年、ジャック・ブーブレスと

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​1988年、白川静さんへのインタビュー(白川家にて)

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