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​ehescbookは、商業主義出版がわかりやすくやさしく書くことを著者に要求する現状に対して、あくまで学術の高度な内容を、アカデミズムに囚われることなく、自由に表出していく場を研究者と優れた読者をとりむすむべく、小部数ながらの資本経済として実行しています。

OUR TEAM

​一般財団法人「日本国際高等学術会議」および「文化資本学会」のメンバーが、協働しています。

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2006年、文化科学高等研究院は出版局を設置しました。1500頁の大著を既存の出版社は刊行できないことがきっかけです。吉本隆明さんに趣旨を説明、『心的現象論本論』の原稿をいただき本格スタートしました。

最初は自費出版をするのかという貧困な考え方からの批判を受けましたが、もう研究者自身が自分のマネジメントで研究生産をして行かない限り、これからの学術出版物は成り立ちえない​ことが確実であったからです。与えられた予算消費をするだけの大学教師のマネジメント不能さが、物事の依存体質によって学術研究の劣化を招いている。そこを脱皮しないと本格的な文化生産はもはや不可能になっています。人から原稿を頼まれることが偉いことだと勘違いしている、自身によってなさない限り創造環境は劣化する。フランスではブルデューが自分の出版社を設立した。ポール・ラビノウの協力でRowman& littlemfieldから海外出版の試みもしました。

​以来13年、刊行物は100点(非販売を含め)になり、財務体制も整いました。儲けはありません、必要ない。収支ゼロ回転をしていけば再生産は可能です。小さいながらの文化資本経済の確立です。どんな形の本であれ出版が可能な状態を確立した。けだし、翻訳物は出しません(こちら主催の研究セミナーなどは刊行)、自らによる書の刊行です。

残されている課題は、流通を含んだ分配様式の開拓になりますが、読者サイドの成長・成熟がないと、ここはひらけない。3割5分から4割5分を流通がとっていきます。直販システムが形成されますと、価格を落とすことが可能になります。2020年からは、そこへの挑戦になります。文化は価格ではない、経済はあくまで手段ですが、そこは自律的に開いていかないと物事は不可能になる。

​印刷技術を含め、技術ツールの転移が起き多様な可能条件が生み出されています。文化生産としての研究生産の資本経済を総体的に形成していくことです。商品経済の仕方では研究生産は成り立たない。他なる物事に、本が売れなくなったなど不平不満を言っているのではなく、自らで考え創造する文化生産経済をなしていくことです。紙文化は人類の貴重な文化アクションです。

あちこちで、研究者自身による固有の研究生産マネジメントがなされていくことを期待します。その総体が、文化生産環境を変えていくことになるでしょう。その先行的な突破口は開きました。まだまだ開発の余地はある。(山本哲士)

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